ワードプレスとは何なのか？
ワードプレスという言葉はよく聞くけれど、一体なんなのか。
多くの方は、その実態をご存じないと思います。
「ワードプレス（WordPress）」とは、大ざっぱにいえば
ホームページを簡単に更新できる仕組み（システム）のこと。
元々は、ブログ（時系列で記事を簡単に更新できる）を簡単に作れるソフトウェアとして生まれたものといわれています。
ホームページとブログは別物ととらえて両方用意すべきか否か、と考える方もいらっしゃいますが、今ではワードプレスを使って、一般的な企業ホームページも多く作られています。
簡単とはいえ、HTMLやPHP（プログラム言語みたいなもの）を使うことに比べたら格段に易しくなったという意味で、まったくの素人が本を片手に自力で作るのは少々難しいかもしれません。
ワードプレスが選ばれている理由
ホームページを作成するとき、デザイン性の高いものや動きを独自につけたい場合などは、HTML・CSS・JSなどコードを書いていく方法が多用されています。
一方、個人事業主・起業家がご自分のブランディングやビジネスの拠点にする場合は、あとあとカスタマイズや応用のやりやすさを考えれば、ワードプレスが最適という場合が多いのです。
ワードプレスが選ばれる理由をひとつずつ見ていきましょう。
ワードプレスが選ばれる理由その１
SEOにはやっぱり有利
SEOとはSearch Engine Optimizationの略。
要は「検索エンジンに引っかかりやすくするための手法」のこと。
Googleは常に進化、どんどん賢くなっていて、いわゆるスパムコンテンツ（検索させるためだけに無意味な単語の羅列を入れ込んだり、タイトルと関係ない内容を書いたり）を上位に表示することはなくなってきました。
ワードプレスは「仕組み」だといいましたが、ワードプレスははじめからGoogleが推奨する正しい書き方に沿った仕組みになっているので、ワードプレスを使うだけでSEO対策の「正しく」をクリアしていることになります。
いまの時代、つたない技術で一からコードを書くよりも、ワードプレスを使った方がGoogle的には正しいと認識されやすくなっているのです。
ワードプレスが選ばれる理由その２
アメブロなどの無料ブログを使える人なら、ワードプレスも簡単
ワードプレスも、最初の仕組み作り（デザインや構成）さえ済んでしまえば、プロ級仕上がりのあなたの公式サイトがあっさり完成します。
パソコンの基本操作ができるかたなら、あと必要なのは、日々のブログを書くだけ。
アメブロなどの無料ブログとあまり変わらないんです。
ワードプレスが選ばれる理由その３
独自ドメインが使える
ビジネスをやっていく以上、「信頼」は最も大切なこと。
ビジネスの規模が小さい個人事業主・起業家の立場では、その信頼はコツコツと積み重ねていくしか方法はありません。
これからビジネスで関わるかもしれない方々と会うとき、自分の名刺にホームページやメールアドレスが無料サイトのものと一目でわかるものを、平気でお渡しするというのはどうでしょうか。
独自ドメインを持つためは、ドメイン代とレンタルサーバー代あわせても月々せいぜい1,000～2,000円程度。
この程度の準備ができない人と見られるのは、大変もったいないことかもしれません。
ある方は、個人事業主として銀行口座を作る際に「独自ドメインのホームページくらい持っていないと信用されにくいから」といって相談に来られました。
ワードプレスを選ぶときのポイント
ワードプレスには「テーマ」と呼ばれるデザインのテンプレートが無料から有料のものまで無数に存在しています。
世界中にあるものを使えるので迷ってしまいそうですが、実は選び方はとってもシンプル。
個人起業家のあなたは、ビジネスに適した「テーマ」（デザイン）を選べばよいのです。
あなたのイメージに合致するもの、今後の展開や方向性に合うもの、その時点でのコンテンツ内容（記事数や内容）を考慮していけば、自然と数は絞られていきます。
ワードプレスを選ぶ理由は様々ありますが、ご自身のビジネスに必要だとピンときたら、今がそのタイミングかもしれません。
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